infomation

このようにECRとは、食品業界の中でも特にスーパーマーケットにおける戦略的業態革新を目指したトータルシステムであると言うことができる。
このグローサリー・インダストリーの連合システム化構想のインパクトは、米国の流通業界に大きな波紋を投げかけている。 その波は明らかに従来のスーパーマーケット経営の方向転換を促すものである。
フォワード・バイングに依存し、本部の画一的デリバリーシステムに固執してきた伝統型のチェーンオペレーション・システムにくさびを打ち込むことになったわけである。 今後、流通業界の未来を占う意味からも、各企業間のトータルな信頼と約束を起点とした「パートナーリングの形成」という新たな視点からの産業革新の行方に着目せざるを得ないだろう。
FMIでは、このECRのシステム化を推進するため、業界ぐるみの対応を図っている。 ここで注目すべき点は、ECRにおけるマネジメントの視点である。
ECRは、消費者の購買行動とライフスタイルを機軸としたマネジメント概念が根本にある。 そこでは、カテゴリーおよびスペースというとらえ方が主張されている。
つまり、消費者のライフスタイルに合わせて商品構成が決定され、それを構成するカテゴリーの中で単品を最大限に活用し、かつスペース効率を追求するマネジメントが基本となっているのである。 成熟市場においての業態革新とは、こうした消費者サイドに立ったカテゴリーマネジメントやスペースマネジメントの発想に支えられていると言っても過言ではないだろう。

かたや、カテゴリーマネジメントやスペースマネジメントを戦略的に行うためには、業界全体における情報ネットワーク化が必要である。 そして、そのネットワーク化にはパートナーリング形成が不可欠になる。
換言すれば、ECRとは、メーカーから小売業に至る企業がパートナーリングのもとで創り出す戦略的オープン情報ネットフーターシステムである。 それを支えるのが個のマネジメントであり、それを推進させるのがEDIやスペースマネジメント等の新しいテクノロジーである。
このようにECRの理念は、生産から消費までの流通各層が正確で高度化した情報を、よりタイムリーに交換することにより、各業界の競争力強化を図ることを主眼としている。 さらに付け加えれば、ECRはAddValuesに象徴されるように、「サービスの向上」と「経費削減」という、一見相反する要素を両立させる概念を提案しているのである。

情報満載の店舗設計についてはこちらから?店舗設計は今すぐここからアクセス。

フランチャイズは今後も勢いを増すに違いないと、フランチャイズの専門家たちは考えています。

店舗デザインの事なら店舗デザインをここから始める。